四中4回生同期会開催

傘寿になった“四四会”

開催日時 四月四日(水)午後五時半~ 場所 三宮 東急イン


当然のことながら、全員揃って“傘寿”になった“四四会”が二年ぶりに開かれました。 昨年は、創立七十周年記念総会に参加することで代えたのでした。そして一昨年は初めて 二十人を切った会になって了ったので、正直な所何人参加してくれるのか、見当もつかなかったのですが、 予想に反してと言おうか、期待通りというべきか、二十一人が集まりました。 東京・横浜・名古屋等の遠方からも参加してくれて、“四四会”への同窓のみんなの想いを改めて知ったことでした。 つい最近亡くなった友人の知らせがあったり、杖をついて現れた者も五人程もいましたし、それぞれ何か病気を持っていることに話題が集まるのは致し方のないことですが、やはり若かりし頃の思い出話に夢中になって、バラック校舎のあった中学、そして旧県商校舎の高校時代にみんなが戻ったことでした。 私たちの時代の恩師の話も出ましたが、何れも九十歳を超える先生が二人おられることが確認出来ただけというのは、寂しい思いがしたことでした。 四四会”は、神戸四中四回生の意で、当時の学生改革で、中学五年で卒業した者と高校に編入されて高校二回生として卒業した者とがいますが、この会の初めから、そういった違いの意識は全くなく、いままで続いてきたのです。 さて、今後はどうするのかと 尋ねたところ、全員揃って、世話をする者がいる限り続けようということになり、 例年会の名前に因んで、日は四月四日、場所は最近続けている三宮の東急インとすることに決定しました。 それぞれの小学校の同窓会は、八十歳を限りに中止したという話が多い中で、こうした決定がなんなく決まったのは、“四四会”への想いの深さではないかと、改めて思ったことでした。 (文責 櫻井 博)