平成24年度 総会・懇親会開催

8月5日(日)神戸ポートピアホテルにて平成24年度総会「星陵生 ~絆は永遠に~」が開催されました。
1000名以上の同窓生が集まって盛大に執り行われた昨年の『70周年祝賀記念会』とは異なり、今年は
当番回生である33回生の手作りの温かさを感じる和やかな総会でした。

第一部『定例総会』では、昨年役員改正によって
第7代同窓会会長となった礒田晴久会長(24回生)より
新役員の紹介があり、そのあと平成23年度の事業報告・
会計報告・監査報告、平成24年度事業計画案・
予算案の承認と続きました。

  
  
  

今年の『卓話』は勝間光洋氏による「Sharing Nature with children」~自然体験を通して、人と自然、人と人との絆を深めよう!~でした。
以下、内容を少しご紹介します。

 

講師 勝間光洋氏(高33)プロフィール
星陵高校在学中はラグビー部主将
岡山大学卒業
岡山県井原市立荏原小学校教頭
自然体験くらぶ「もくもく」主催
   
   
   

勤務した小学校が相次いで廃校となった経験を持つ勝間さんは、キャンプやハイキングを通じて、子供たちと自然の素晴らしさを心で感じ、分かち合うことを目的として、自然体験くらぶ「もくもく」を設立されました。
今回は「もくもく」の活動の中での貴重なご経験とnature gameと称する自然体験プログラムの一部をスライドショーでご紹介頂きました。これは落ち葉の中に全身をうずめ、顔だけを出してイメージをめぐらす「大地の窓」というアクティビティーだそうです。

これからの夢は、今まで人生を頑張って来られたシニアの方々と一緒に楽しく活動しながら、さらに心豊かに過ごすことだとか…
そんな勝間さんに今回の卓話の感想を伺いました。

『みなさんがとてもあたたかい目で聴いてくださったので,とても話しやすかったです。
同級生のみなさんも,一声かけるとすぐに前に来てくれ、反応もとてもよくて、心地よく話をすることができました。題材選びに苦労し何を話せばいいのか、当日話をしながらも悩んでいました。
反応があるたびに、この話をすればよかったな~と思いました。
「へき地の学校での活動」「落ち葉に埋もれてゲーム」のあたりをもっと深めていけばよかったとあとで思いました。
 今までの自分や活動をふりかえる機会を頂いたことに本当に感謝します。
これからも勇気をもって活動に取り組んでいきます。
みなさん、ありがとうございました。』

 

 

さて、場所を偕楽の間に移しての第二部『懇親会』には300名を超える同窓生が参加しました。
向谷真一郎実行委員長(33回生)による開会宣言のあと、物故会員・恩師に対する黙祷。
来賓を代表して濱田浩嗣校長、福本信太郎PTA会長よりご挨拶を頂戴したあと、第7代校長の濱崎賢太郎様に
乾杯のご発声を頂き、和やかに会は始まりました。
和やかな歓談が進む中、突然会場が暗転。どこからか聞こえてくるサプライズ校歌…33回生が練習に練習を重ねてきた混声合唱、女性デュオ、
シャンソンと続きます。

終盤を迎え、今年受付など陰でお手伝い下さった64回生の面々が壇上で紹介されました。
水津直也さんの新卒生とは思えない堂々たる挨拶に会場内から拍手がわきあがりました。この64回生が30年後に
実行委員となり、総会を開催を担当してくれるのは創立100周年の翌年となります。今回の絆によって30年後も
同窓会総会が健在であるよう彼らに託したいと思います。

 

 

 

 

 

クライマックスを迎えた会場では、来年度当番回生の34回生が登場!
大役を終えてホッとした表情の33回生と対照的に、来年に向け決意新たな表情の34回生に頼もしさを感じる…
これこそ同窓会の醍醐味かもしれません。
一年ぶりにお腹の底から声を出して校歌を歌い、須浪道広実行副委員長の感動的な感動的な閉会の辞で総会は幕を閉じました。
当番回生の33回生実行委員会のみなさん、お手伝いの64回生のみなさん、本当にお疲れさまでした。

(事務局 山田祐子)