「合唱との出会い、今も現役」富吉 武司(高39)

こんにちは。39回生の富吉武司と申します。はじめましての方もいれば、お久しぶりの方もいらっしゃると思います。私は現在、三洋ITソリューションズ株式会社に勤務しており、親会社であるパナソニックの営業部門に所属している社員のインフラサポートを担当しています。

高校に入学してクラブ活動は何をしようか考えていた時に、コーラス部の先輩に誘われるまま音楽室へ連れていかれた私。元々音楽は嫌いではなく、中学時代は剣道部だったから高校では文化系の部活に入ろうと思っていた私は、あれこれ考えることが面倒だったことと、NHKコンクールで予選を通過すればテレビに出られるという理由でコーラス部に入部しました。途中ブランクはありましたが、現在も現役で合唱を続けていることを考えれば、いい選択だったのかもしれません。

コーラス部の3年間は楽しかったですね。関西合唱コンクールで1年生と3年生の時に2度の銅賞、2年生の時にNHKコンクールの兵庫県決勝で念願のテレビ出演が出来たことは、全国大会に進出するような学校であればもの足りない成績かもしれませんが、自分なりに充実した時間を過ごせたと思っています。

高校3年生の時の関西合唱コンクール
(前列右から4番目が私です)

卒業後は大学に進学しましたが、大学の合唱団には入らずに2回生から顧問の先生の合唱団に所属していました。大学では鉄道研究会に所属していました。理系学部だったこともあり2回目の4回生(※1年留年しています)の10月に合唱団を退団し、大学卒業後は三洋電機に入社して滋賀工場に配属されました。ここで約5年間、合唱から一時離れることになりました。

入社6年目に大阪に転勤してから先輩が主宰している合唱団に入団し、再び合唱をする機会を得たのですが、自分にとって大きな転機となったのは4年前の2009年12月でしょう。

私が勤務している三洋電機がパナソニックの完全子会社になったことです。

これと合唱と何の関係があるのだろうと考える方もおられると思いますが、実はパナソニックは部活動の1つとして合唱団を持っており、コンクールでは全国大会で数多くの賞を獲得している強豪で、私は昔からそれを知っていました。いつもコンクールのシード演奏で凄い合唱団だなと思いながら客席で聴いていた合唱団に入れるということで早速見学に行き、めでたく三洋電機からの入団第1号となりました。

2010年には初めて全国大会の舞台に上がり、2012年まで3回連続で全国大会の舞台を経験できたことで合唱の面白さ、楽しさを十二分に味わうことができ、今では合唱は自分の人生の中で外せない物となりました。

(2010年の全国大会の1枚(最後列右から5番目が私です)

普段の仕事はIT部門に所属しているので忙しいですが、合唱を通して歌う楽しさや様々な人との出会いがあり、非常に充実した日々を過ごせています。あまり社交的てない私ですが、合唱を通して北海道から沖縄まで沢山の人との交流ができているのも星陵で過ごした3年間のおかげといえるでしょう。

最後にあまりいい文章ではありませんが、このような機会を与えていただきありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。