「47歳の1年生(昨年9月に司法書士事務所を開設しました)」丸山 由里子(高38)

こんにちは。38回生の丸山由里子です。

星陵の同窓生として投稿させていただけることを大変嬉しく思います。

どうぞ よろしくお願いします。

「司法書士として心が一番動いた瞬間」と「高校時代の一番鮮明な思い出」をお題としていただいたので、まずは高校時代を振り返ってお話しさせていただきます。

高校時代はもうバスケ一色でした。「学校休んでも、部活は休むな。何があっても練習には出る。」という暗黙のルール?がありました。先輩が怖いわけでもなく、仲間が怖いわけでもなかったのですが、たぶん厳しい練習を休む自分に後ろめたい気持ちが部員共通認識としてあったのだと思います。休みもお盆と正月の三が日ぐらいしかなく、家族旅行も私だけお留守番でした。あと週1日トレーニングの日があって、そのメニューの1つのグラウンド20周(ときには舞子墓苑(>_<))のタイムトライアルがプレッシャーで、その日は朝からお腹が痛くて授業どころではありませんでした。トレーニングの日は、学校の廊下で仲間に会うと「はあ~」というため息が挨拶代わりでした。今もみんなで集まると必ずその話題になります。そんな中、お楽しみは、部活帰りに仲間と食べるおやつでした(おやつというよりガッツリ食事かもしれませんが)。お好み焼き、ラーメン、ハンバーガー、アイス、ドーナツ、コロッケ、御座候etc. その頃、朝ごはん・早弁・お昼ごはん(学食)・おやつ・晩御飯と一日5食は食べていたように思います。(部活引退後も食欲はそのまま。お陰様で卒業アルバムの写真はプクプクです。あの頃の私に「もう少し外見に気を使おうよ」と怒りたい気分です)

そうやって高校生活のほとんどの時間を共に過ごし、悔しくて泣いたり、笑ったり、喜んだり、励ましあった仲間との日々が一番の思い出です。

大学卒業後は、会社員として企業広報の仕事をし、専業主婦になり、離婚を経て、勉強して司法書士の資格を取得し、現在に至ります。

「司法書士として心が一番動いた瞬間」についてですが、もちろんお礼状や感謝の言葉をいただくとやりがいも感じられますし、もっと頑張ろうと思います。ですが、自分の事務所を立ち上げて4カ月になるので、司法書士としての目標についてお話ししたいと思います。

始まりは、息子や息子の友達、子供達の将来の世代のために少しでも社会の幸せの総量を増やしたいという思いからでした。「歌を歌って?美味しいお料理をつくって?自分には何が出来る?今までどんな経験をしてきた?」と考えて考えて、司法書士という職業にたどり着きました。これからも、その初心を忘れず、相談に来られた方自身も気が付いてないかもしれない、真に望んでいるものを見つけ実現する、そういう姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思っています。

最後に、またまた女バスの仲間の話になるのですが、私が離婚し神戸に帰ってきたとき、「どないしたん。えらいやつれたんちゃう(^_^.)」と私にとっては泣きそうなほど温かい言葉で(文字にするとかなり伝わり辛いですが)仲間が迎えてくれて、また励ましの手紙をもらったりして、ずいぶん助けられました。

また、開業する話を聞いて高校時代にはほとんど話をしたことがないのに周りの人に声をかけて気にかけてくれた同窓生、ランチをセッティングして人を紹介してくれた同窓生、会うと「私も前進しよう」と刺激をもらえる同窓生、みんなにお礼を言いたいです。

ありがとう。

仲間や同窓生、星陵のつながりに本当に感謝しています。

今春この星陵のつながりの輪の中に息子が加わる予定です(只今絶賛^o^受験勉強中)。
親子ともどもよろしくお願い致します。