平成27年度 総会・懇親会開催4

2015年同窓会総会懇親会36回生実行委員会です。いつもこのコーナーをご覧いただいてありがとうございます。先日は参加費前売り状況がアップされましたが、早々にお振込みいただいた皆さまに重ねてお礼申し上げます。星が丘の3年間、そこから私たちが巣立って30年あまり・・・
50歳の節目の年に同級生が再び結集し、また、世代を越えて多くの同窓生の方々とつながりを深めながら8月2日を目指しています。その日に「私たちの思いを歌ったらどうだろうか…」と考え、1つの歌が生まれました。
私たちの大先輩(28回生)であり、現在は星陵高校の音楽教諭として勤務されている、植村幸市先生に作曲・編曲をお願いし、36回生が伝えていきたい母校への思いを乗せ、美しいメロディーとして完成しました。

「つなげよう、いつまでも」
作詩:小泉敬人(36回生)
作曲・編曲:植村幸市(28回生)
歌唱:星陵高校コーラス部OB・OG(30回生・36回生)
ピアノ演奏:千代延咲子(36回生)
36回生コーラス部OB・OGに、30回生OBがご参加下さったコーラス隊の歌声でお届けします。

同窓会懇親会では参加者全員の大合唱を企画しています!
多くの方にご協力いただいて完成したこの歌を、8月2日は全員で合唱したいと思います!
大合唱コーナーでは、進行役に舞台俳優・山本佳希氏(本名:今井芳樹)、演奏はジャズピアニスト星山啓一氏、と、ふたりの36回生が登場します。もちろん練習タイムもしっかりあります。楽しいMCでなごみ、美しいピアノの旋律とともに大合唱いたしましょう!

 

 

 

 

 


 

プレイバック同窓会総会3 あの夏 ・・・ 2009 30回生
★2009年8月9日 ポートピアホテル

テーマ 「真夏の星陵祭 ~和に親しむ、輪で楽しむ~」

-総会-
★能楽「高砂」 シテ:笠田昭雄氏 笛:廣瀬茂夫氏(ともに30回生)
★ワークショップ「脳に効く能!」  演者:笠田昭雄氏

-懇親会-
★ステージ
・「星陵音頭‘09」  歌:星乃家ひめ&えみ(稲家秀美氏、永谷惠美氏 ともに30回生) 踊:全員
・河内音頭「星陵高校物語」   歌:河内家菊水丸氏  ギター:石田雄一氏(30回生)

 動画で見る星陵音頭‘09!
■ 星陵音頭 正調版  ■ 収録風景  ■ 踊り練習用

8.09 みんなに会いたい
30回生実行委員長 廣瀬 茂夫

我々30回生は2009年の総会幹事を担当させて頂きました。同窓会役員から突然電話を頂き、「君らの学年が幹事やからよろしく」と言われた時は正直途方にくれました。たまたま会った同期の笠田君に相談すると、まずは集まれるだけ集まるしかないということになり、08年6月に同期会を開催しました。

同期会は23年振りで何人集まるか心もとなかったのですが、56人が参加。しかも、その殆どが総会に向けての何らかの役割を引き受けてくれると手を挙げてくれました。この時は嬉しかったですね。

そこからは驚くようなことの連続でした。自然に物事が進んでいった感じです。合言葉は「8.09みんなに会いたい」。450人全員に案内状を届けたいというムーブメントが起きました。女性軍団の「リンリン隊」が夏休みを返上して古い名簿住所に片っ端から電話。実家ルート、口コミルート、インターネットなど、およそ考えられる手段はすべて使いました。国会図書館での新聞検索で千葉に住む友達が見つかったとの報を受けた時は鳥肌ものでした。このような努力の甲斐あって、450人の同期生のうち446人の消息を掴みました。

また、ITに長けた同期生がホームページと掲示板を立ち上げ。実行委員の間の連絡や同期の近況報告などがスムーズに行えました。掲示板へのアクセスは述べ数万回、書き込みも1万件に達するものでした。
加えて30回生のロゴマークの作成。襟章をモチーフにして、30回生=「Thirty-す!」などの文字を入れたものです。今でも親しまれているんですよ。この他にも、会計、来賓応対、広報、受付、ロジ、2次会などの担当がそれぞれの個性を発揮し、質の高い準備が出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は企画。他の回生にも楽しんで頂こうと、「真夏の星陵祭~和に親しむ、輪で楽しむ~」をテーマに、同窓会総会では笠田君(能楽師)による「能楽」(仕舞「敦盛」のワークショップ、半能「高砂」)、懇親会では河内家菊水丸一座による新聞詠み(しんもんよみ)「星陵高校物語」、石田君(音楽家)作曲の「星陵音頭」(当日は「星乃家ひめ&えみならびにブラックフォー」唄のCDも配布)ならびにプロの振付師作成の星陵音頭盆踊り、風早さんデザインの星70個をあしらった手ぬぐい配布など、おそらく星陵同窓会始まって以来の面白い内容になったのではないかと自負しています。これらの取りまとめにはTVディレクターの佐々木君が中心となってくれました。

当日はおかげさまで同期220名余、全体で400人を超す過去最高の来場者を集め、楽しく思い出に残る会になりました。星陵生はいろいろなタレントを持った人の集まりです。同窓会を機に長らく繋がりのなかった同期生との絆が出来たことが一番の財産になりました。今年も頑張ってください。


 

プレイバック同窓会総会2 あの夏 ・・・ 2013 34回生

★2013年8月4日 ポートピアホテル  テーマ「Link星陵 ~世代を越えてつながろう~ 」
★卓話  拓海 広志 氏(本名:恵谷 洋 34回生) 「イメージの力で海を渡る」
★ステージ
・三木俊彦カルテット  出演:三木俊彦氏(47回生)、新田佳子氏(34回生)
・ボーカルグループ Permanent Fish    出演:桝田和宏氏(43回生)
・星陵ウィンドアンサンブル
・「34回生の部屋」~先輩方へのインタビュー

★若い世代の参加促進にむけて会費を改定、また前売り振込制度もスタート。
懇親会のステージではライブや楽しい企画が続いて盛り上がりました。

 ロングインタビュー“チーム会計、34回生実行委員会のチャレンジ!”
懇親会費の前売り振込みや若い世代の参加促進など、多くのチャレンジにまい進した34回生のみなさん。
会計担当として同窓会事務局員として奮闘した仲田宮子氏(会計リーダー)と犬伏光代氏(副リーダー)にお話を伺いました。(聞き手:36回生実行委員会)

人数の事前把握と若い世代の参加を目指して

聞き手:前売り振込みの導入の経緯からまず教えて下さい。
仲田氏(以下敬称略): まず同窓会懇親会で赤字を出さないという大きな課題があったのです。赤字を出さないためには人数把握をしないといけませんよね。過去の周年行事をヒントにして前売りをしてみたらどうか、維持会費は以前から振込なのでその要領で実施できるのでは、前売り振込してくれる方は千円割引にしたらいいんじゃないかと、色んな案が実行委員から出てきました。
犬伏氏(以下敬称略):いつもご参加くださる方にも前売りで負担軽減、さらに参加促進になるだろうとも考えました。実行委員で話し合いを重ね、千円割引金額の前売りを振込で実施することに決定しました。この振込については同窓会のゆうちょ振替口座を使用することで可能となりました。

また、若い世代を呼びたいと、それまで一律だった会費を卒業8年目まで2千円(前売り千円)、新卒生は無料としました。
仲田:同窓会報誌「星友」を全員に送るようになっていたので前売り振込用紙を同封して、発送を早めて6月初旬には発送してもらえるようお願いしました。
犬伏:私たちふたり、前売り振込入金管理ということでその春に事務局に入りました。
ふたり:今は発送業務も入金管理も外部委託になったけど、私たちの年に初めて封入・発送を外部委託しました。それ以外は全て事務局で行いました。
犬伏:星友の宛名用紙を、事務局員を中心に丸2日かかって約二万人分、星友館で印刷しました。
仲田:振込開始後は犬伏さんに入金データ管理を一任。私は他の会計業務があったので。
犬伏:入金通知が毎日ゆうちょの大阪センターから届くと事務局でデータベースに入力します。私は毎週末に入金情報をまとめて関係各位に報告。広報担当が同窓会HPにアップしました。「うちの回生の振込状況はどうかな」と見ていただき、呼び水になればいいと思ったんです。
聞き手:仕事と家事をしながら週1以上星友館に出務。自宅での色々な実務もあったんですね。
仲田:実行委員のメールがすごくて!あの頃LINEがなくて良かったなあ(笑)会計リーダーなので正副委員長や色んなグループメールもあって・・
犬伏:もう倒れそうになったね!
仲田:私、いつご飯作っとったんやろ?という感じ(笑)
犬伏:みんなが同じ方向をむいて、それぞれが一生懸命やってた。みんな頑張っているから私も!って思えた。
ふたり:私たち、高校時代は名前知ってる程度だったのに。総会前年の8月に運命の出会い。
犬伏:実行委員会に初めて参加したら、同級生のおじさんとおばさんが(笑)同窓会のために暑い中一生懸命話し合ってる!これは私も…と、その日に会計しますと言ってしまった。その後ふたりで事務局入りもして忙しくなって、家族の理解を得るのも苦労しました。でも実行委員それぞれが家や仕事、いろいろやりくりして参加して。これだけ一生懸命やったら絶対うまくいく!最後、「頑張ったね!」ってみんなで泣くパターンになると信じて(笑)まさに星陵祭のノリ。
仲田:なかなかこの歳になってそんな経験できないよね。正副委員長が雰囲気作りしてくれて、実行委員会だけでなく34回生全体にもそういう空気があったよね。

受けとめてくれた執行部への感謝

犬伏:やってることは全員すごくしんどくて、会議では言い合いになったり。
仲田:執行部との交渉もありました。私たちは実行委員の役割担当ごとの提案をしたけど、受けとめる執行部は全部一挙。大変だったと思います。
ふたり:提案がいいのはわかる、でもこういうリスクもあるよって教えていただいた。だけど、私たちは委員会で煮詰めてるから、「行こう!変えていかな!」って突き進みました。ただ執行部という存在がある以上、回生が勝手にやりましたなんて通用しない。本当によく受けとめて対応して下さったと感謝しています。
聞き手:受けとめを可能にするような綿密な提案だったということでは?
仲田:結果的には失敗じゃなかったのでそう言ってもらえるかな。
聞き手:総会懇親会費の前売り振込もはや今年で3年目、成果を出してつなげていきたいと思います。

34回生の選択

犬伏:振込導入には当日処理が減るという利点もあります。
仲田:当日自筆で書いてもらっていた名札も事前に印字することができました。
犬伏:振込済みの300名分の名札の事前作製。それはすごく良かったです。前日まで作業は続きましたが。振込締切後も8/2に最終振込があり、総会前日にゆうちょに確認して最終リストをまとめ、別の場所で待機中の同級生に連絡。名札を印刷してくれました。
聞き手:何時までかかりました?
犬伏:・・・忘れた・・(笑)
ふたり:それでも漏れるケースの対応を色々考え個人情報の扱いも検討したね。
聞き手:それが実績として翌年に続いていったと。
犬伏:振込目標300名を達成したのでこれからもやれるんじゃないか、良い点、悪い点ともに試金石にしてもらえればと思いました。振込入金管理で言えば作業自体は難しくないけれど、定期的に星友館で特定の人が行うことの意外な大変さはやってみてわかったことです。この場を借りてお願いなのですが、前売り振込はぜひ締切日までにご協力頂きたいと思います。
ふたり:34回生実行委員会としてできることは全部やろう、赤字を出さないという課題もクリアしよう、そのためには前売り振込という形が必須だったと思っています。
犬伏:そして課題をクリアしたその陰には・・当日参加の34回生全員に大きなお願いをして協力してもらったということも付け加えておきたいです。とにかく今日が滞りなくいくこと!それだけ!

犬伏:当日お手伝いの人もたくさん来てくれました。1週間前のリハーサルで資料を渡したら、当日みんなアンダーラインを引いて持ってきてくれたの。星陵生さすが!と感激しました。
仲田:当日お手伝いだけ・・・って遠慮勝ちだけど、みんな出来る人ばかり!
聞き手:頼もしい~
仲田:もう涙出るくらい協力的で真剣。私たちにありがとうと声をかけてくれて・・みんな心を寄せてくれてるんやと思いました。
犬伏:私たちはお金の管理に専念して他はお任せできてほんとに助かったね。
聞き手:そして懇親会が始まり・・
仲田:お手伝いの方には交代で会場内に入ってもらって。私たちが会場に入ったのは一瞬・・
犬伏:20秒くらい・・
聞き手:え!?
犬伏:仲田さんはお金を持ってたからあの場を離れたらあかんし。
仲田:こう、お金を抱いてね。
犬伏:会計担当の男性陣2人と4人でロビーで待機。食事はあきらめていたのでおやつを持参しました・・ソイジョイを!
聞き手:せめてもっと楽しい気持ちになるお菓子は?
仲田:そんなんより栄養!栄養!
犬伏:中の様子を見たい気持ちがなかったわけではないけど、とにかく今日この1日がきちんと滞りなく終わることだけを考えていました。
仲田:お金がちゃんと合ってねという気持ちの方が何十倍もあったので。
ふたり:でもせっかく来てくれた当日お手伝いの人は少しでも中に入ってほしかったんです。
聞き手:ちょっとじーん・・
犬伏:みんなの協力で大成功!泣いたよ、同期会で。
仲田:当日大成功しても、お金(予算なども含めて)の部分でこけたら台無しでしょ。前売り振込で数字をきっちり出せて、当日の収支も合わせることが出来たことは、本当に嬉しかったです。
聞き手:私は懇親会初参加でしたが、会場内は企画が盛り上がって、ラストまですばらしかったですよ!
仲田:懇親会直前になると、実行委員間のやり取りも緊迫してきて。でも会計チームのメールスレッドで報告すると、よう頑張っとう!とチームの男性3人が言ってくれる。すごくホッとしました。当日もチームは大活躍でした。チームの和を感じましたね。また懇親会後、会計チームで打ち上げをしたとき、二次会でカラオケに行こうって。いや、歌ヘタだからと断ったけど、男性陣が「よう頑張ったからはじけさせてやりたい!」って。そこまで言われたら・・歌いだす私!それがまたヘタくそで。
犬伏:二人ともヘタくそやねんね。でも楽しい!(笑)
仲田:みんなで歌い尽くし。それ以来たまに集まると二次会は必ずカラオケに(笑)みんなで色んなことを話します。そういう時間が実行委員としての活動のご褒美だなと思っています。
犬伏:三位一体で頑張った受付来賓会計のメンバーでも集まります。繋がりが広がったよね。
仲田:実行委員会全体でも同期会やろうって声を上げたら、やろう!って盛り上がるし、苦労した分良かった。
犬伏:総会当日は神戸以外からもたくさん来てくれたね。
仲田:同期会、二次会と盛り上がり続けたね。 企画もばっちりで。
犬伏:それと34回生はもちろん、先輩、後輩の人達とも繋がったよね。
ふたり:(総会までにやってた)34回生主催の宴会に他回生がたくさん参加してくださってすごく楽しかったです。
聞き手:先輩方のテーマ「世代を越えてつながろう」からですね。
ふたり:「こんなにもテーマに沿って動いたことはない」と実行委員のひとりが最後に言ってくれました。みんな、「そうやなあ!」って。

34回生のみなさま、本当にお疲れ様でした!