平成27年度 総会・懇親会開催5

平成16年3月に竣工した同窓会館「星友館」をご存知でしょうか?
母校の真向かいにあり、同窓生が集い、活動する拠点となっています。毎月のように同窓会実行委員会や執行部との連絡会議が開かれ、また各回生や部活OB・OGの会合、卒業生による文化講座など、利用は多岐にわたります。
1階にある事務局で実務にあたってくださっているのは、山田事務局長(30回生)以下11名の卒業生の方々。お仕事や家事で忙しい中、月水金午後の会館日等に交代で出務してくださる皆さんに、同窓生として深く感謝いたします。

事務局は年間通じてさまざまな業務を担っておられますが、特に春先からは、同窓会報誌「星友」の発行・発送業務と8月の定例総会・懇親会の準備で超多忙な時期に突入!にもかかわらず取材班(ひとりですが)も超多忙ムードただよう星友館に突入してまいりました!

 

 

 

 

 

 

 

設備が整った明るい館内の立派さはもちろんですが、お伝えしたいのはそこに漂うウエルカムな雰囲気。この日、懐かしさに惹かれて22回生の方がふと立ち寄られましたが、館内を案内され、事務局の皆さんの心のこもった対応に星陵への思いを強くして帰られました。そんな穏やかな雰囲気を壊さず、でも事務局の中は6月の星友発送に向けて名簿情報入力や、総会来賓へのご案内作成、今後の打合せetc・・・静かにヒートアップ!
陣頭に立つ山田事務局長が、今回の取材に際して、お忙しい中メッセージを寄せて下さいました。

私の学年である30回生が当番回生を務めた2009年総会の一か月後、事務局は同窓会館「星友館」内に開局しました。縁あって事務局員の依頼が舞い込み、病気療養中だった私は、実行委員会に関われなかった後ろめたさもあって同窓会の役にたつならばとお引き受けしました。あれから6年。当番回生との年齢差は年々広がり、いつしか“一番若かった”私も最年長となりました。

事務局窓口では様々な出会いがあります。怒られることもしばしばありますし、些細なことに感謝されることもあります。「卒業以来初めてです」と新潟からご子息に支えられて来られた方、「家内に見せたくて」と山口からフルムーン旅行で遊びに来られた方、一時帰国で立ち寄られた海外在住の方、重い病に侵され動けるうちにと秘かに訪れた方…など真摯な気持ちで臨まなければならないことも度々あります。そんな時は母校を訪れたその方の気持ちを壊さないよう、少しでも温かい気持ちになってお帰りいただけるよう祈りながら後姿をお見送りしています。

星陵生の愛校心の強さは、他校同窓会さんや出入りする業者さんの間でしばしば話題になると言います。
「50歳になる回生が総会を開催する」という独自のルールを持つ同窓会は他にはありません。
36回生の皆さん、そんな伝統ある星陵高校同窓会総会のステージに今年立つのが皆さんです。たくさんの先輩・後輩に笑顔で帰って頂けるようあとちょっと頑張ってください。私達も舞台裏から応援しています!
山田祐子(30回生)

 

 

 

 

 

 

 


プレイバック同窓会総会1 あの夏 ・・・ 2005 26回生

★2005年8月7日 ポートピアホテル  テーマ「集えば心は18歳―還ろうあの日、翔こう未来へ」
★卓話 曽我部浩 氏  「一文字違いの転職【きょうし】から【りょうし】へ」
★中国獅子舞(神戸市立兵庫商業高等学校の龍獅團)星陵ウィンドアンサンブルミニコンサート      ゲーム大会
★当日は26回生マツケンサンバを華々しく披露!

夜の垂水漁港で人目も気にせず練習練習!
まさに心は18歳でした。
白駒の隙を過ぐるが如し
26回生実行副委員長 笹森 幸雄

今回の寄稿依頼を受けて、最初に思ったのがもう10年経ったのか…です。星友館で当時の写真を見ながら、お互いに若かったなあとしみじみしました。白駒の隙を過ぐるが如し(はっくのげきをすぐるがごとし)!まさに、一瞬の時間のようにも感じられます。

当時、私達は何も知りませんでした。50歳になると総会の幹事回生をする。25回生から校旗の引き渡しをする。で、取り合えず連絡のつく者で総会出席、無事同窓会旗の受け取り完了。その後、たった4人で三ノ宮の高架下の居酒屋で、大変な事になったぞと実感しました。
救いだったのは、その2年前に小規模ながら、卒業30周年の同窓会を開いておりある程度の名簿が手元に揃っていた事です。
当時の役員会にも出席し、15回生の弓岡氏(当時の名簿委員長)にもお願いして不明者の提供にも御助力いただきました。
まずはコンセプト。
「集えば心は18歳-還ろうあの日、翔こう未来へ-」
卓話の依頼、記念品の手配、アトラクション企画、ゲームとその景品の手配、パンフレットのデザイン等々決定事項の山積。
飲まなきゃやってられないとの口実で、会合後の飲み会も良い思い出です。
パンフレットは、ロンドンでデザイン事務所をしていた正垣氏がちょうど帰国しており、丸投げ。出し物の追加に、神戸市立兵庫商業高等学校の龍獅團による「中国獅子舞」。これも、当時この高校の教頭だった久山氏に丸投げ。
あとは人集め。知ってる人知らない人にかかわらず分担して電話を掛けまくりました。
過去、総会が赤字だった事も何回かあったため、とにかく同期100名以上(=黒字)にしようと必死でした。
当日、役員は飲み食いほとんど出来ずに段取りに走り回っていました。