令和4年度 総会開催

2022年8月7日(日)、同窓会館「星友館」に於いて、令和4年度総会が開催されました。
総会では評議員の承認、令和3年度の事業報告・会計報告・監査報告、令和4年度事業計画・予算が理事会より報告されました。

《総会議事録》
 日時  令和4年8月7日(日)14:00~14:25
 場所  同窓会館「星友館」1階 会議室

1. 挨拶
     開会挨拶 山田祐子会長
     来賓挨拶 瀬尾幸司学校長

2. 議事
     議長:同窓会規約第10条に従って、山田会長(高30)が務めた。
     議事録署名者指名:橋本一豊相談役(高3)、田中英一氏(高8)を指名した。
     評議員の承認について
       ⇒同窓会規約第15条に基づき承認された。
3. 報告
     ①令和3年度事業報告(報告:黒木康徳理事)
     ②令和3年度会計報告(報告:笹谷珠希理事)
     ③令和3年度会計監査(報告:吉川滋樹監事)
     ④令和4年度事業計画(報告:黒木康徳理事)
     ⑤令和4年度予算(報告:笹谷珠希理事)
     ⑥役員改選(報告:山田祐子会長)
会長以外未決定のため11月開催予定である評議委員会の承認を受け次第、公式サイトにて発表する。

《卓話》
今年の卓話は、現在TBSのアナウンサーである44回生の駒田健吾氏と落語芸術協会初の女性真打、33回生の桂右團冶氏の二人の方にお願いしました。
卓話の前に母校の校舎・校庭を回られ、とても懐かしそうにされていました。

はじめに、この7月にアナウンス部部長に昇進され、「企業としての放送局」と考えるようになったという駒田健吾氏に「変わりゆくテレビ・ラジオ」というテーマで、講演していただきました。
今テレビ・ラジオの業界は、ネットメディアに押される危機感を感じ、若者をターゲットとしたデジタル分野、海外市場、経験・体験など、様々な開拓に取組み、大きく変わろうとしている、と内容を分かりやすくお話しいただきました。
そして、変わりゆく中で、変わってはいけないことがある。それは「決して戦争を起こしてはいけないということ」「常に疑う心を持ち続けること」であると力強く締めくくられました。

二人目は神戸生まれで東京の落語家としてご活躍の桂右團冶氏による落語でした。「大阪出身の婚約者の両親に挨拶に行く生粋の江戸っ娘がスマホアプリで大阪弁をマスターする」というネタでした。県民性とイントネーションの違いを面白おかしく話され、会場を沸かせました。

《43回生企画》
新型コロナの感染拡大により総会中止を余儀なくされた41・42回生の思いをつなぐこと、44回生やこれからの世代へ星陵のバトンをつなぐことをミッションとして、ホテルではなく同窓会館にて会場とオンライン配信という、今だからできる新しい試みを提案してくれました。
災害に目を背けず向き合おう!そんな思いから結成された防災音楽ユニット「Bloom Works」によるライブです。
日本のボイスパーカッションのパイオニアと言われる43回生の桝田和宏氏とシンガーソングライターで防災士の石田裕之氏による演奏で会場は盛り上がりました。
現役のコーラス部とのスペシャルコラボで「校歌」「翼をください」も歌われ、アンコールは「この海でみんなつながっている」という思いを込めて「プロムナード」が歌われました。

《引継ぎ式》
今年の幹事学年である43回生実行委員長伊藤和正氏から、来年の幹事学年である44回生の評議員石川正氏・辻本博樹氏に同窓会旗が引き継がれました。
石川正氏は「変わっていく必要のあるものもあると思うが、同窓会の絆は変わらない。来年も総会をしっかりやっていきたい。」と述べられました。
最後に、今年の実行委員長伊藤和正氏から「このような状況の中で集まり協力していただいた方々、有難うございます。厳しい状況でしたが後輩につなげるために頑張りました。来年も再来年もつながっていきますように。」と挨拶がありました。