平成22年度同期会報告 12回生(普通科・商業科合同)

9月12日、舞子ビラにて卒業50周年を迎えた12回生が普通科商業科合同の同期会を開催しました。
その模様をご紹介します。

12回生は卒50周年を迎えた。いつもは普通科・商業科それぞれで開催している同期会を、記念すべき50周年であり合同でやろうとの気運が上がり、卒50周年普通科・商業科合同記念同期会の開催となった。
普通科・商業科合わせ119名が「舞子ビラ神戸・六甲の間」に参集した。まず、合わせて41名の物故者と、既にご逝去された先生方のご冥福を祈り合掌、黙祷したあと、開会に入った。現早稲田大学教授の岸本哲也君の実行委員長開会挨拶で、黙祷の静けさから一気に賑やかな雰囲気へと盛り上がっていった。
卒50周年の記念すべき同期会で、普通科・商業科合同の開催となった経緯など説明のあと、商業科実行委員長・辻野芳郎君に替わり前神戸市副市長の梶本日出夫君の音頭で杯を上げ、卒業50年、人生の苦難を乗越えここに集った喜びと、まだまだ元気なお互いを祝福したことである。
祝宴は「舞子ビラ神戸」のご馳走を味わいながら、懐しい出会いと語らいで賑わいた。初めて参加しましたという喜びの声、関東、四国、東海など遠方よりの参加者も多く、またまだ現役で活躍中のひと、悠々自適の境地に入ったひとなど多様な集まりで、話題豊かな会となった。
普通科と商業科は校舎はともにしながら、日常生活は距離があった。共に活動したのはクラブ活動であろう。当時のクラブを紹介しながら、普商いっしょに活躍したメンバーが壇上にあがって、当時の想い出を語った。陸上部、水泳部、吹奏楽部、放送委員会、等々。会場で紹介しきれなかったのは残念だが、それぞれの逸話に沸いたことである。
星陵高校時代のアルバムのスライドショーで、若かった高校時代を懐かしく振り返り50年前ほんとに若かった!!とため息のひととき。
恒例のビンゴゲームで一段と盛り上がったあと、終宴も近づき、校歌を全員で斉唱、お開きとなった。
卒50年、顔、かたちは変わったとしても面影濃く、こころもやはり昔と同じ仲間。同窓の交流の持つ深い和み、温かさは明日からの自らの励みともなって、同窓会の味わいをしみじみ感じさせてくれる。
我々12回生は来年は古希を迎える。全員が70歳となったあとに、再来年となろうか古希を祝う会の同期会を開催する予定である。
最後に、この記念会の開催にあたり熱心にご協力頂いた実行委員のみな様、ご苦労さまでした。

<普通科・吉岡記>