平成31年度同期会報告 23回生

ラグビーW杯の熱気が日本中に吹き荒れていた最中の令和元年10月6日(日)に星陵高校23回生同窓会を開催しました。
会場は須磨寺の寿楼・臨水亭。23回生78人と恩師の先生方4人の82人が出席、懐かしい面々が顔を揃え楽しいひと時を過ごしました。
星陵23回同窓会は還暦以来で6年半ぶりの宴席となりました。今回の同窓会では企画イベントの類は一切なし。お喋りの時間をたっぷりと取り、積もり積もった話に花を咲かせてもらうのが趣旨。このため宴会は17時開始、21時お開きの正味4時間。普通の宴会場では宴会4時間のOKは取れません、そこで23回生同窓の坊武弘・純子夫妻が経営する政府登録観光旅館「寿楼・臨水海亭」に白羽の矢を立て、無理をお願いしました。
これまで23回生は同窓会を何度もホテルで開いていていますが、多くはバイキングスタイルでした。仲居さんがひと品ひと品料理を運ぶ懐石料理同窓会は初めての経験でしたが、参加者一同満足した様子でした。
出席頂いた先生方は、生物の中野正臣先生、地理歴史の兼本雄三先生、音楽の田村嘉崇先生と保健体育の吉井宏一郎先生の4人。4人の年齢は80歳前後というAround80。80歳は傘寿、昔なら紫のちゃんちゃんこを着るとか?いずれの先生も今もなお社会参加されており元気ハツラツ。紫のちゃんちゃんこは必要ないご様子でした。
兼本先生は老人大学で先生より少し若い老人に教鞭を取られているとか、中野先生は伝来の三木市口吉川の広い農地を一人で切り盛りされ、農業に励んでおられて実際米も出荷されているご様子、田村先生は年1回演奏会を開催、星陵コーラス部OBや長田音響部OBに合唱指導されています。吉井先生も相変わらずお元気で、現在は毎週1日、姫路獨協大学で講義を持たれているバりバリの現役、また趣味としてはサッカーをされている他、テニス、ゴルフを星陵OBと楽しまれています。お招きした4人の先生方の元気なお喋りと仕草に、スピーチを聞いていた23回生が逆に元気づけられた感もありました。
お喋り時間をたっぷり取った同窓会も大盛況のうちに21時でお開きとなりましたが、駅までのバスが出た後も1時間以上、およそ40人が会場に残り、同窓会の余韻を楽しむかのようにお喋りを続けていました。その多くの23回生がそのまま会場の寿楼・臨水亭に宿泊できたからです。
坊ご夫妻には同窓会宴会と宿泊がセットになった同窓会宿泊パックをリーズナブルな価格で作って頂きました。同窓会後に三宮のホテルに宿泊すれば費用もかさみます。経済的負担が増せば、同窓会出席に二の足を踏むことも考えられます。神戸が遠くなってしまった同窓生にも気軽に同窓会に出席してもらうための企画でした。結果的にはこのパックは好評で32人が宿泊、4時間宴会の後も一時間以上、昔話に花をさせたのでした。

                                                                                       (23回生同窓会幹事:織野 正)