2016年3月10日木曜日、母校体育館で卒業生による講演会が開催されました。この講演会は毎年卒業式後、1、2年生を対象に行われるものです。今年の講師は59回生加藤翔平さん。演題は「アメリカンフットボールをメジャースポーツに～夢を実現するための考動力」

星陵高校時代アメリカンフットボールを始め、現在もLIXIL ディアーズで活躍中。昨年アメリカ合衆国オハイオ州キャントンのトム・ベンソン・ホール・オブ・フェイム・スタジアムで開催された『IFAF アメリカンフットボール 世界選手権』に日本代表として出場し、決勝戦でアメリカに敗れながらも2試合でMVP受賞。輝かしい活躍をされています。

加藤さんのポジションは高校時代から一貫してクォーターバック。高校時代は純粋にプレーが楽しかったけれども、社会人となった今は効率よく動くための『考動力』が大事だとして、仕事との両立のための時間の使い方、コーチと意思疎通のための自己アピール、迷っている人への具体的短期目標の作り方など経験による実例をあげ、「何かに向かって努力するという経験は必ず役に立つ」と訴え、今後の学生生活に役立ててほしいと締めくくりました。

講演後、生徒たちからはユニークな質問が飛び交いました。
「ルーティーンワークは何か」
「高校時代の勉強時間はどれくらいだったか」
「公園で木に向かってタックルの練習をしていたという話は本当か」
「怪我入院によって起こる遅れへの対処法は何か」
「しんどいと思ったときのモチベーションのあげ方は何か」

「試合よりも緊張した」と加藤さんが降壇後笑顔を見せられたのが印象的でした。

 

 

 

 

 

講師プロフィール
LIXIL DEERS（リクシル　ディアーズ）