四中4回生同期会開催

「四四会」のご後告:     世話役  中村 康彦・三浦 滋・青木 誠・花田 昌三
「四四会」は星陵高校の前身、兵庫県立第四神戸中学校4回生の集まりです。
四中は昭和16年(1941年)に創立され、4回生は昭和19年(1944年)に入学しました。敗戦を経て昭和22年に学制改革が実施され四中は星陵高校になりました。
四中4回生の多くは星陵2回生に進学しましたが、四中から星陵以外に進学された方々もおられます。
「四四会」は戦時中から戦後にかけて厳しい環境の下、四中に籍を置いて共に学んだ同窓生の集まりです。会の名前から「四四会」は毎年4月4日に開催することにしています。
今年の会合に参加されました方々のお元気な写真をまずお披露目します。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前列左から(敬称略):
村上卓弥  畑 郁夫  青木 誠  花田昌三  兼吉淳二  岡田金也
吉川丈司  吉本圭介  河村恒徳  三浦 滋  中西 滋  溝口兢一
井上賢二  生田惇滋  佐々木忠一 中村康彦
酒井道雄 酒井香代子(酒井道雄の奥様) 村上 茂
会合はビール・ワインを食事と共に楽しみながら全員がそれぞれの経験・思い出・近況などを語り合い、凡そ3時間があっという間に過ぎてゆきました。
 
さて、今回は三浦 滋さんから貴重な資料を頂戴しました。
「四四会」の歴史を知ることができる「四四会会報 第一号」と「四四会初回会合の写真」です。それぞれをご紹介します。
四四会会報 第一号 (現物が色あせて薄くコピー・スキャンが出来ませんでしたので、原文どおり書かせていただきます)
昭和38年6月29日午後6時から神仙閣で四中四回生及び星陵2回生のクラス会が盛大に行われました。
来賓には飯野校長始め石村先生、林先生、角倉先生、小林先生、岸田先生、竹崎先生、平野先生などをお招きし、参会者も50人を越えました。
何しろ14年ぶりのことで思い出話に花が咲き、時間の経つのを忘れる程愉快な夜を過ごしました。
こちらのテーブルでは「俺が一番よくなぐられた」「いや俺の方が多い」など云っているかと思えば、あちらのテーブルでは「パン欲しさにアホみたいに林崎へザンゴー堀に行ったなー」など笑いの種はつきません。
出席の各先生に昔に戻ってそれぞれ講義を拝聴?し、ラッキョの泣説教や岸貫の変な発音の英語も久しぶりに耳にしました。
最後にみんなで四中スピリットで行こうと神戸四中の校歌を歌い、再会を約し、それぞれ二次会に散ってゆきました。
尚、席上以下のことが決定されました。
 
一、 今日の会合を発会式として今後年に一、二回クラス会を催す。
一、 会の名称を四・四(よんよん)会とする。
    沢山の応募がありましたが四中四回生がなつかしいとのことで圧倒的多数で決定しました。
⦁  会報を発行し相互の親睦を図る。
⦁  役員は職業別に決めました。
  会長   花田昌三 (兼松)
  副会長  村上卓弥 (三菱電機)
  幹事   江本三郎 (小泉製麻―製造業)
       田村 厚 (田村商会―商社)
       桜井宗男 (市役所―官庁)
       桜井 博 (御影高校―県教委)
       森川定雄 (県立病院―医師)
       平松久義 (川重―製造業)
       尾西強生 (ポワニー商会―自営)
       石岡悦郎 (葺合高校―市教委)
       永井俊雄 (中日新聞―カメラマン)
       酒井道雄 (神戸新聞―東京駐在幹事)
  会計   遠藤義一 (大和銀行―銀行)
  事務局  福成 健 (光 紙業―営業部)
 
次回総会は十一月ごろ開催を目的に幹事会で取り計らいたいと思います。
四中に一度でも籍を置いた人で名簿にのっていない人があれば四四会事務局までご連絡下さい。
最後に名簿、会報などの発行により財政が赤字になっておりますので、一口五百円
で最寄の銀行へ大和銀行神戸支店四四会遠藤義一名義へ振り込んでください。
尚、写真入用の方は実費を添えて四四会事務局までお申し込み下さい。
手札 50円    名刺 20円です
以上
 
第一回四四会記念写真:   昭和38(1963年)6月29日神戸・神仙閣にて
 
50名を超える記念写真ですから、ここでは先生方のお名前のみ書かせていただきます。
前列左から2人目から
角倉先生 林先生 石村先生 飯野先生(四中初代校長)   平野先生 竹崎先生
2列目右から4人目から
岸田先生 小林先生
 
三浦さんが大切に保管されてこられた上記資料のお蔭で、旧友の名前と顔を
懐かしく思い出すことができ感謝・感謝です。
四四会がこれからも毎年楽しい集まりになることを祈念してご報告とします。

文責: 花田昌三