平成27年度 総会・懇親会開催3

平成27年8月2日(日)に神戸ポートピアホテルで開催された平成27年度総会・懇親会には353名の同窓生が出席されました。最年長は四中2回生のみなさん、最年少は今年3月に卒業したばかりの67回生14名。まさに世代を越えた集まりであり、母校という絆で結ばれた会でした。
約半年にわたって36回生実行委員会が運営させていただいた「2015 同窓会総会&懇親会にむけて」コーナーの最終回として、前後篇に分けて当日及びこの1年を振り返ります。
前編として、今年度の実行委員を務めた36回生・石橋篤志さん、来年にむけて受付をお手伝いされた37回生・石田靖恵さん、そして6回生実行委員長を務め長年同窓会を見つめてこられた中野利昭さんが、当日の様子や総会懇親会への思いをお寄せ下さいました。


大切なものとなったこの1年
36回生 石橋 篤志

8月2日の朝、私が担当していた総会の準備が終わり開場時間を待っている時でした。
理事会の皆さんから総会の進行についての提案があったのです。開始直前のタイミングではありましたが、進行を若干変更したいとのことでした。提案自体は計画段階で想定していた内容であり、十分に対応可能なものと思われましたが、2週間前の連絡会議で決まった内容を変更することであったため、個人的にはスッキリしないものがありました。あの時、私たちの提案を受け入れてくれていればと思ってはいましたが、開場まで時間もなく、こだわっている場合でもないので、司会の谷口くんと相談して変更することに同意しました。
結果的には、特に問題もなく進行を総会の議長である礒田会長に引き継ぐことができ、また、議事進行に配慮してくださった皆さんのおかげもあって、ほぼ予定通りの時間には卓話を終えることができました。

卓話講師の内藤くんが話し足りないようだったことが残念でしたが、皆さんが会場から退場していく姿を見送りながら、何とか責任を果たすことはできたかなとホッとしたことを覚えています。総会については、トラブルさえなければ普通に進行できるものと思っており、準備についても特に大変ではなかったのですが、それなりに責任を感じていたのかなと意外な感じでした。

その後の懇親会については、他の実行委員には申し訳ないとは思いつつも、出席していた同窓生の皆さんと一緒に楽しませていただけました。特に、懇親会の終盤でステージに上がり、皆さんと校歌を歌った場面は実行委員をやってきて良かったと思えた瞬間であり、忘れることのできない想い出となりました。
思えば、同窓会総会・懇親会とはどのようなものなのか、また、実行委員会とは何をするものなのかなど、まったく知らない状態で気軽に参加してしまった実行委員会の活動でした。高校を卒業して以来、同窓会に全く興味のなかった私が何故この活動に参加したのかは、今でも不思議に思っているほどです。振り返ってみると、仕事が忙しい時には実行委員会の活動が負担に思えることもありましたが、いろいろな場面で多くの方に協力していただき、皆さんに感謝するとともに活動に参加して良かったと思えることが多かったことも事実でした。そして、一年余りの活動を通じて知り合うことのできた皆さんや貴重な経験は、自分にとって大切なものになったように思えます。

同期会の二次会に参加した後、同じ方向に帰る友人と電車で別れ、自宅への道を一人で歩いていると、楽しかった一日から現実に引き戻されていき、翌月曜日に有給休暇を取っていなかった後悔と少しの寂しさを感じました。しかし、来年もまた同窓会に参加したくなるような素晴らしい一日の終わりだったように思えました。


30年後の同窓会総会・懇親会に思いを馳せるとともに...
37回生 石田 靖恵

今回、縁あって一つ上の36回生の先輩が幹事をされている平成27年度同窓会総会・懇親会の受付をお手伝いさせてもらいました。来年の為の見学を兼ねてということで先輩の指示を仰ぎながら受付ブースの端で気楽に来場者の方のお名前をチェックしたりしていました。同じ受付ブースには今年卒業したばかりの67回生も参加していて、同じ「お手伝い組」の気安さで手すきの時にはいろいろ二人で話をしたりしていました。

同窓会総会・懇親会は幹事学年前後の参加者が多いので、私は受付に来られた方の中に知った顔もあり、「キャー○○先輩♪」とはしゃいだりしていたのですが、67回生の彼女は私や先輩がはしゃいでいるのを、もしかしらたしらけた感じで見ているのかなと思ったりしていました。しばらくして受付の混雑も一段落し、また彼女と話していると、「みなさん楽しそうですね。私も30年後が楽しみになりました」と...。

私は自分のステレオタイプな若者像を彼女にあてはめたことを反省するとともに、彼女の素直な感想にちょっと感動し、そして30年後の未来を想像できる若さを羨ましく思いました。

30年後は戦後100年。それまで彼女たちが平和で充実した人生を過ごして30年後の50歳の年に楽しい同窓会が迎えられるといいなぁとぼんやり考えていましたが、それにはまず、自分たちが幹事学年になる来年の同窓会総会・懇親会を盛り上げて次にきちんと繋がないといけないと思い至りました。これから1年間同級生のみんなと協働し、ぜひとも来年の同窓会総会・懇親会を成功させたいと思います。

来年の第一日曜日は8月7日です。お盆休みに近く、遠方の方は帰省の調整が難しいかもしれませんが、皆様、何卒、周りの同級生、先輩、後輩お誘いあわせのうえ、ご参加のほどよろしくお願いします。来年お目にかかれるのを楽しみにしています。


 1年1年の歴史がやがて伝統に(談 話)
6回生 中野 利昭

– アメリカンフットボール部の後輩とともに –

30数年前、50歳になる少し前から同窓会の行事にかかわるようになりました。
昭和56年の創立40周年記念総会をきっかけに現在の回生幹事制度が決まり、私は昭和59年に6回生実行委員長を務めました。現在のような形の最初にあたり、6回生はもちろん、同窓会活動の中心となっていた先輩、後輩も一緒になって仲間を集め、総会出席者も増やして、新しい息を吹き込もうとしました。
その後創立50周年を迎え、新校舎への建て替えがあり、大きな盛り上がりを見せました。
多くの同窓生の協力もあって同窓会館「星友館」が平成16年に完成したのも感慨深い出来事です。
長年同窓会にかかわり総会に出席してきましたが、後輩たちが引き継いで盛大にやってくれているのはとてもうれしい。毎年同窓会を300~400人規模でやっているのは星陵くらいかも・・
歴史はみんなで作るもの、1年1年の歴史が積み重なって伝統となっていくのだと私は思います。
同窓会総会で、私は卓話が毎年楽しみなのです。幹事年の回生が講師をされるので、その年代にあった話を聞くことができます。この年齢になっても新しい知識や考えを身につけられるのはとても良い。会全体もそう。新しい力を入れずに高齢化していっては続きませんね。

 年齢の話で言えば、懇親会の企画も楽しいけれど、静かな歓談の時間も良いなあと年々思うようになってきました。旧友や先輩後輩との会話がみんな楽しみなのですよ。これから幹事年を迎える後輩のみなさんにお伝えしたいのは、回生の結束が高まるよ!ということです。
自分達も幹事のあと10~15年くらいはよく集まりました。忙しいとは思いますが、そういった世話役をすることは大切です。結果は必ず○(マル)です!やり遂げてほしいと思います。また、すでに幹事年を終えた方も、その中で生まれた横と縦のつながりを大切に、時間の許す限り同窓会にかかわってほしいです。

– アメリカンフットボール部の後輩とともに –

また、星陵の校歌は本当に良いですよね。今年の同窓会でも精いっぱい歌いました。大役を終えた36回生と来年の37回生が閉会式で舞台に並び、私たちは後輩の晴れ姿に拍手を送りながら向かい合って校歌を歌いました。こんな伝統をずっとつないでほしいと思います。

最後にひとつ。50周年の際に、記念品をタイムカプセルにして、100周年に開けよう!と校舎の玄関脇に設置しました。
できるだけ元気に頑張りますが、みなさん、どうか忘れないで100周年のときはよろしくお願いします。

 

 


プレイバック☆同窓会総会4 あの夏 ・・・ 2014 35回生

★2014年8月3日 ポートピアホテル
テーマ「Discover☆星陵 ~源泉を探そう~」

★卓話 清水 聡一郎氏 「健康講座」

★ステージ
・星陵ウィンドアンサンブル
・Discover☆星陵~源泉を探そう~ 四中から現代の星陵まで映像を繫げて源泉を探る
・フラを踊ろう!   MIKA‘Olena MIULA Ka Pa Hula O Hoaloha   出演:三浦美香氏(35回生)
★今年の同窓会報誌「星友」に、35回生副実行委員長の吉荒智之氏が昨年の活動について寄稿されています。
「Discover☆星陵~源泉を探そう~総ては副実行委員長の自宅の集まりから始まった☆35」

今も記憶に鮮やかな2014年8月3日 35回生実行委員に聞きました!
当日も含めて1年間で印象に残っていることは?
★ホテル下見の日。ホテルの人がテキパキと段取り良く、こりゃ、楽勝やーと。
★皆さん大人だし、委員も当日お手伝いも同級生で真面目なので、よほどの粗相がない限り滞りなく終わるものだなぁと思います。
★何か強烈なエピソードは特にない、でも、誰がが不得手な事は誰かが得意。星陵生はやはり優秀だと思いました。
★結構打ち合わせも多く大変だった。でも久しぶりに懐かしいメンバーとも深く関わって楽しかった。現役当時は全く知らず今回初めて知ったメンバーも多かった。
★途中で面倒臭くなって傍観し、半分以上心も冷めて逃げてました。たまたま記録に撮ろうと思って、スマホの撮影画面を通して仲間を見た時に、仲間皆が輝いて見えたこと、ここで逃げたら高校時代と一緒やんって思いなおした瞬間、もう一回心に火が付きました。あとは突進でした。
★在学中には全く交流が無かった同期と楽しい時間が共有出来たこと。これから先の新しい財産になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★参加費の現金を管理する役割は、途中参加者対応で受付に複数で張り付いています。責任上、アルコールも飲めません。メインの出し物を見れず、食事も無くなる前に交代で食べ・・自由に参加できず大変です。また、ホテルと支払時間を合意しておいて下さい。要望してから担当者を呼び出すと1時間弱かかりました。検算中も離れられず二次会途中で解放されました。
★同窓会懇親会で、同窓会旗を受け取った瞬間に感動し、受け渡した瞬間、やり終えた思いとほんの少し淋しさを覚えました。
★良かったこと
①高校時代に交友のなかった方々とお話できる機会が得られた ②同じ目標を持った同志達と貴重な時間を共有できた ③日々の激務を離れ、リフレッシュ ④忘れていた星陵時代を懐かしく思い返すことができた
残念&反省点
①終盤からの参加で十分な協力ができなかった ②同期会で集合写真を撮るのを失念してしまった ③お手伝いの66回生に感謝の気持ちを伝えられなかった
★途中からの参加だったけど、やり遂げた感がすごくあった。
★高校時代にタイムスリップ出来たことが良かった。

この場でひとこと書いておきたいことをなんでも
★50歳までみんな紆余曲折あったとは思いますが、高校の同級生は価値観が似ているので安心感があります。
★これを逃すともう二度と実行委員にはなれません。これも何かの縁なので、出来る限りの事はやったほうがよい。こういうイベント系が得意なのが、星陵生なので・・
★実行委員の活動はそれはそれで充実していたけど、あまり重く考えず、各自ができる範囲で力を貸せば良いです。祭は自ら積極的に参加してこそ楽しいということは、星陵生時代にまず最初に学んだと思います。後輩達も楽しんで欲しい。
★少しでも多くの仲間に参加して貰おうと個人的に声を掛けたりもしたが、当時あまりいい思い出はなく参加したくない人や経済的な事情で参加できない人もいた。参加できるのはある程度恵まれた境遇の人である、ということ。
★昨年の総会後は一時燃え尽き症候群みたいになりました。
★8月になると思い出すようになります。成功を祈念しています。
★大事なことはちゃんとみんなで共有しておきましょう。一人二人でかかえ込まないように。
★「大人の部活」を合言葉に楽しんだ実行委員会。まったく知らなかった人達が集い、子どもの頃のようにはしゃぎ、一つの目標に邁進していく。そんな経験を、大人になって出来た事、本当に幸せだったと思います。幹事学年制度を作られ、受け継いでこられた先輩方に感謝です。これから50歳を迎える方々、幹事学年を楽しんでくださいね。
★平凡なサラリーマン生活に戻り、日々の激務に耐え忍びながらも何とか生きています(笑)。息子といっしよにカブトムシ飼育に夢中の毎日です。36回生の皆様方へ-仲良く、楽しく、助け合いながら、あともう少し頑張ってくださいね。お手伝いしてくれた67回生の後輩達へ-「ありがとう、ご苦労様でした」という感謝の気持ちを伝えてあげてください。人に感謝する,人から感謝されるというのは、お互いに気持ちがいいものですよ。
★星陵高校生は、無敵です?!
★実行委員の活動を楽しんでください。


今年も同窓会に登場!星陵ウィンドアンサンブル☆

今年度の同窓会総会・懇親会まであと2週間となりました!懇親会ではステージでのさまざまな企画が楽しみのひとつですが、そこで毎年のように華やかな演奏を繰り広げて下さるのが星陵ウィンドアンサンブルの皆さんです!
星陵高校吹奏楽部のOB・OGによって1991年に結成されたこの楽団をご存知の方も多いと思います。
今年の懇親会では、36回生実行委員会のムチャ振りもさらりと受け止めて大活躍の予感!というわけで、星陵ウィンドアンサンブルをスライドショー動画であらためてご紹介し、懇親会で何が繰り広げられるか・・も、ちらっとお知らせです!

星陵ウィンドアンサンブル(Seiryo Wind Ensemble)です!
私たちは、吹奏楽部のOB・OGが集まって活動している演奏団体です。
主に現役吹奏楽部の定期演奏会への賛助出演や、同窓会懇親会への出演を重ねてきたほか、2012年より隔年で、念願のOB・OG単独での演奏会を開催しています。
現在は来年開催予定の演奏会に向けて、企画および練習をすすめています。
今回の同窓会懇親会では、皆さんに楽しんでいただけるような選曲でお送りいたします。どうぞお楽しみに!